以前の記事でテーマは「Twenty Fourteen」を選んだと書きました。デフォルトで使うのは、やはり「ちょっとなあ・・・」という感じでしたので、カスタマイズすることにしました。やり始めるとあれもこれも変えたいとなって、結構手間と時間がかかるものですね。
自分で何をやってきたのかを忘れないようにするため、そしてWordPress 初心者のために少しは役立つかなと思い、少し整理して残すようにしました。ほとんどがテーマ Twenty Fourteen に関するものになるかもしれませんが、一般的な内容に関しても今後書いていくつもりです。
先ずは全体を見わたすために、Twenty Fourteen にどのようなファイルが存在するのかを調べました。
Twenty Fourteen のファイル構成
Twenty Fourteen を構成するテンプレートファイル。
各ページ用ファイル
各ページを出力するファイル。基本的なファイルなので他のテーマにも存在します。デザインのカスタマイズをするならこれらをいじることが多いでしょう。
index.php : メインインデックスのテンプレート
page.php : 固定ページ
single.php : 投稿の個別ページ
archive.php : アーカイブ
category.php : カテゴリーテンプレート
tag.php : 投稿タグテンプレート
author.php : 作成者テンプレート
comments.php : コメント
image.php : 画像添付テンプレート
search.php : 検索結果ページ
404.php : 404テンプレート
コンテンツ (基本)
投稿内容を出力するファイル。
content.php : コンテンツ表示。
content-page.php : 固定ページのコンテンツ。
content-none.php : 投稿がない場合。
コンテンツ (フォーマット別)
あまり使われないようですが、各「投稿フォーマット」用のファイル。
content-aside.php : アサイド
content-audio.php : 音声
content-gallery.php : ギャラリー
content-image.php : 画像
content-link.php : リンク
content-quote.php : 引用
content-video.php : 動画
taxonomy-post_format.php : 投稿フォーマット別のテンプレートの読み込みを定義
ヘッダー/フッター/サイドバー
ヘッダーやフッター、サイドバー用のファイル。
header.php : テーマヘッダー
footer.php : テーマフッター
sidebar.php : 左サイドバー
sidebar-content.php : 右サイドバー
sidebar-footer.php : フッターウィジェットエリア
スタイルシート
style.css : スタイルシート
rtl.css : 右から左へ書く言語用のスタイルシート
css/editor-style.css : 投稿エディタにスタイルを適用
各機能用phpファイル
WordPressやTwentyFourtennの機能が記述されているファイル。下手にいじると画面に何も表示されなくなります。
functions.php : 基本機能用ファイル
inc/back-compat.php : WP3.6以下への対応を記述
inc/custom-header.php : カスタムヘッダー
inc/customizer.php : テーマカスタマイザー
inc/featured-content.php : おすすめコンテンツ
inc/template-tags.php : テンプレートタグ
inc/widgets.php : ウィジェット
Twenty Fourteenのカスタマイズ
そしていよいよカスタマイズ、先ず最初に気になったのはメインコンテンツの幅でした。
「style.css」を開きます。最初にこのような目次が目に入ります。
変更箇所は6カ所、最初は 6.0 Content の 1063 行目の max-width: 474px を自分の好きな数値にします。
6.7 Post/Image/Paging Navigation の部分も変更します。
そして、6.9 Archives
6.10 Contributor Page
6.14 Comments
最後は、10.0 Multisite
以上の6カ所の max-width: 474px を好きな数値に変えることで、コンテンツ幅を自由に変えることができました。