役所や病院などで名前を言ったり、住所を登録したりする機会があると思います。
また電話で床屋やレストランの予約をする時とか、そのほか普通のお店などでも顧客登録のためか名前や住所を聞かれたりることもあります。
名前や住所がコンピュータに打ち込まれるのですが、よくよく見るとスペルが間違っていることが多いです。
特に電話の時は注意が必要です。
やはり日本人の名前は聞きなれないのでしょう。
まあ、もっともこちらの発音も悪いのかもしれませんが・・・。
Wilt u uw naam even spellen?
Hoe spelt u dat?
Hoe spelt u uw naam?
スペルを言ってくれ、と聞かれることがしばしばです。
そんな時役立つのがこれ、Telefoonalfabet、Spelling alphabet、日本語では通話表というようです。
テレフォーンアルファベット
Het Nederlands telefoonalfabet is een spelalfabet dat wordt gebruikt om, bijvoorbeeld via de telefoon, woorden te spellen. In de luchtvaart, de maritieme sector, kortegolfverbindingen, en voor militaire doeleinden wordt een internationale versie gebruikt. Ieder karakter (ook cijfers en leestekens) in een opeenvolging, woord of zin moet apart worden uitgesproken.
「オランダ語のテレフォーンアルファベットは、例えば電話で単語の綴りを言ったりする場合に使われる通話表のこと。航空機や海運業、短波無線、軍隊などではインターナショナルバージョンが使われる。連続した文字(数字や句読点も)、単語、または文章なども一文字一文字伝えなければならない。」
オランダ語のテレフォーンアルファベットは以下のようです。
A | Anton | アントン |
B | Bernard | ベルナルト |
C | Cornelis | コルネリウス |
D | Dirk | ディルク |
E | Eduard | エデュワルト |
F | Ferdinand | フェルディナント |
G | Gerard | ヘラルト |
H | Hendrik | ヘンドリック |
I | Izaak | イザーク |
J | Jan | ヤン |
K | Karel | カーレル |
L | Lodewijk/Leo | ローデワイク/レオ |
M | Maria | マリア |
N | Nico | ニコ |
O | Otto | オットー |
P | Pieter | ピーター |
Q | Quotiënt | クオーショント |
R | Rudolf | ルドルフ |
S | Simon | シモン |
T | Theodoor | テオドール |
U | Utrecht | ユトレヒト |
V | Victor | フィクトール |
W | Willem | ヴィレム |
X | Xantippe | クサンティッペ |
Y | Ypsilon | イプシロン |
IJ | Ijsbrand/Ijmuiden | アイスブラント/アイマイデン |
Z | Zaandam | ザーンダム |
a van Anton(アー・ファン・アントン)、b van Bernard(ビー・ファン・ベルナルト)のように言います。
例えば佐藤(Sato)の場合、スペルを聞かれたら、エス、アー、テー、オーと言えばいいですが、確認を入れられる前に、シモン、アントン、テオドール、オットーと言ってあげれば受付の女の子は喜んでくれるでしょう。
オランダ語では「 Y 」はあまり使われることはありません。Baby、hocky、yoghurt など外来語が多いです。
でも日本人の名前では、吉田、山田、横山など「 Y 」が結構使われますね。「 Y 」は口語では griekse y(フリークス・アイ)、もしくは i-grec(イー・フレック)と呼ぶことが多いとオランダ人が言っていました。
ですから吉田(Yoshida)の場合は、フリークス・アイ、オットー、シモン、ヘンドリック、イザーク、ディルク、アントンになります。
覚えておくととても便利です。
テレフォーンアルファベット、オランダ人も確認のために結構使いますね。
もしも忘れてしまったら、誰でもが良く知っている国や都市の名前を使えばなんとかその場をしのぐことができます。
a van America(アメリカ)、l van London(ロンドン)などです。
フォネティックコード
Internationale versie は、NATOフォネティックコードです。映画でよく出てきます。戦争映画や航空管制などの場面でよく見られると思います。
A | Alpha | アルファ |
B | Bravo | ブラヴォ |
C | Charlie | チャーリー |
D | Delta | デルタ |
E | Echo | エコー |
F | Foxtrot | フォックストロット |
G | Golf | ゴルフ |
H | Hotel | ホテル |
I | India | インディア |
J | Juliet | ジュリエット |
K | Kilo | キロ |
L | Lima | リマ |
M | Mike | マイク |
N | November | ノヴェンバー |
O | Oscar | オスカー |
P | Papa | パパ |
Q | Quebec | ケベック |
R | Romeo | ロメオ |
S | Sierra | シエラ |
T | Tango | タンゴ |
U | Uniform | ユニフォーム |
V | Victor | ヴィクター |
W | Whiskey | ウイスキー |
X | X-Ray | エックスレイ |
Y | Yankee | ヤンキー |
Z | Zulu | ズールー |
(大)昔、アマチュア無線をやっていた頃はよく使いました。
こちらも一緒に覚えるとオランダ人以外の別の国の人と話すときに使うことができます。