WordPress のテーマを「Simplicity」に変更

初心者には「WordPress公式サイト配布テーマ」は難しい？

以前の記事に書きましたが、レイアウトが割と気に入ったので Twentyfourteen を使ってみました。

でも、やはり初心者には手に負えなかったです。

最初はよくわからないエラーが出まくりました。Search Console の Structured Data（構造化データ）というところに出る以下のようなエラーです。

「entry-title がありません」
「author がありません」
「updated がありません」

ネットで検索してみると、たくさんヒットしました。皆さん結構苦労しているのですね。

エラーが出ても特に検索順位などには影響ないらしいとは書いてありましたが、あまり気持ちのいいものではないのでやっつけることにしました。

でも一度でぴったりと当てはまる解決法は見つからず、日本語だけではなく英語のサイトなども参照して試行錯誤を繰り返しました。

その間、functions.php の間違いなどもあって、画面が真っ白になったことも一度や二度ではありません。頭の中も真っ白、顔は真っ青だったでしょう。

二か月ぐらいかかって、エラーを何とか消すことができました。

とりあえず一安心と思ったのもつかの間、今度は Search Console の Mobile Usability でエラーが出ました。

ある一つのページだけ、モバイル適性がないというものでした。これには参りました。

テーマはレスポンシブなのに何故？

何故一つのページだけ？

ネットで調べても解決策はありませんでした。こうなったらテーマを変えるしかない、最初からエラーの出ないテーマを探そう・・・、そうして見つけたのが「Simplicity」でした。

WordPress のテーマを「Simplicity」に変更

「Simplicity」は、わいひらさんが開発した無料内部SEO施策済みのシンプルな無料Wordpressテーマです。

その特徴をサイトから引用すると、

Simplicityには主に、以下の7つの特徴があります。

1. シンプル
2. 内部SEO施策済み
3. 拡散のための仕掛けが施されている
4. 端末に合わせた4つのレスポンシブスタイル
5. 手軽に収益化
6. ブログの主役はあくまで本文
7. カスタマイズがしやすい

ここに書いてあるように、またネットでいろいろな人が書いているように、超シンプル、かつ簡単なテーマです。シンプルとはいうもののその内容には驚きました。至れり尽くせりのテーマです。

最初からこれにすればよかった、と使い始めてすぐに思いました。

WordPress 公式サイトの配布テーマにはもう戻ることはできないです。

多機能なテーマ

単にシンプルなだけではなく、非常に多機能です。

例えば、管理画面の外観、カスタマイズにて、様々なカスタマイズができます。

そして、1つ1つのカスタマイズ項目には補足文や詳しい解説のあるージへのリンクもあってとても親切です。

不具合や質問などにもすぐに対応してもらえます。

そして、不具合対応の修正版がすぐにリリースされます。すごいですね。驚きでした。

検索エンジンへの最適化（内部SEO）

これまたサイトの引用をさせてもらうと

主に以下のような内部SEOをしています。

・デフォルト状態でW3CのHTML5バリデーションのエラー0
・タイトルや見出しなど適切なHTML構造に
・分割ページにrel=”next”/”prev”タグの追加して順番を伝える
・リッチスニペットを用いたパンくずリストによりサイト構造を適切に伝える
・TIMEタグを用いて記事の更新時間を検索エンジンに正確に伝える
・メタディスクリプション記入欄（抜粋）の設置
・テーマに使っている画像などはできる限り圧縮して転送サイズを減らす
・hentryのマークアップに対応
・ウェブマスターツールの構造化エラー0
・Googleのモバイルフレンドリーテストに合格
・PageSpeed Insightsのモバイルユーザエクスペリエンスが100点
・AMPに対応

当然のことながら Search Console でのエラーは全く出ません。

あの苦労は何だったの、と思いました。いろいろ勉強にはなりましたが・・・。