オランダのハーブ酒 Schrobbelèr 工場見学が楽しかった

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日本の旅行ガイドブックにはおそらく載っていない(?)北ブラバント州の町、Tilburg ティルブルフ。人口 21万ほどですが、オランダでは 6番目か 7番目に大きな町で日本資本の会社もいくつかあります。

昔は繊維産業で栄えた町。ウールの洗浄にはアルカリが必要。そこで Tilburg の住民は水差し(壺、Kruik)に尿を集めて工場に売っていたとのこと。そのため、特にカーニバルの期間中 Tilburg の町は Kruikenstad(水差しの町)、そこの人たちは Kruikezeikers と呼ばれています。

その繊維工場の跡地にある TextielMuseum は一見の価値があります。そのうちその紹介ページを作ろうと思っています。

ちょっと郊外(Tilburg 駅からバスで行ける)には別のページで紹介したトラピストビール、 La Trappe を作っている修道院 Abdij Koningshoeven もあります。

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Schrobbelèr シュロベラー

この町の名物である Schrobbelèr を紹介します。

Schrobbelèr はシナモン、ラベンダー、ミント、カルダモン、ニンニクなどなど、何と 43種類ものハーブを使って作られているハーブ酒です。アルコール度は 21.5% 甘くて飲みやすいお酒です。

1970年代の初め、ヤン・ワーシンフ(Jan Wassing)という人によって作られました。彼は胃が弱くてお酒が飲めない、でも飲みたい・・・、いろいろ思案の末、様々なハーブを入れて飲みやすくしたのが起源とのことでした。

工場は、ティルブルフの駅からバスで15分ぐらいの工場地区内にあります。工場では約二時間の有料見学会が開かれています。

Schrobbeler

工場のバーに入ると先ずはコーヒー(または紅茶)とクッキーで歓迎してくれます。

Schrobbeler1

その後は工場見学のアジェンダの説明など、応対してくれる女の子たちによるイントロダクション。

そして最初の試飲、暖かい Schrobbelèr に生クリームを載せたものが出てきました。周りの女性たちは「いけるわ」と言っていたけど、Jos にはちょっと甘すぎでした。

Schrobbeler2

その間にガイドの女の子は「Schrobbelèr って知っている?」「どうやって飲むの?」「いつ飲むの?」など、20数名の参加者に次々と質問、「皆さんよく知っていますね、ツウですね・・・」と言って笑いを誘います。

最初の一杯で皆気持ちよくなったのか、ガイドの話のうまさも手伝って、既に和気あいあいの雰囲気でした。

その後は、10分ほどの映画でその歴史の紹介がありました。

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そして第二の試飲は、普通のショットグラスによるもの。

その後、ラボと工場を見学、所要時間は40-50分。それぞれの場所に置いてあるビデオによる説明も詳しく、なかなか行き届いていました。

年間の生産量は 250万リットル。タンクが5基、計量充填・蓋閉め機が二台、それと箱に詰めた後の箱のシール機が一台程度の本当に小さな工場でした。工場内は撮影禁止ということで、残念ながら写真はありません。

そして、もう一度バーに戻って、最後の試飲。ロックでした。ちょっと歩いて、疲れた(?)後は冷たい飲み物がいいでしょう、ということです。リフィルもあって、好きな人は二杯、三杯と飲んでいたようです。これで一人10ユーロ(2016年現在)は安いと皆が言っていました。

Schrobbeler6

アメリカとオーストラリアでは Jans というブランドで売っているそうですが、まだ日本では販売されていないようです。

Schrobbeler4

見学会の詳細はこちらで確認してください。

Schrobbeler5
Jan Wassing の家にあったオリジナルのカウンター(het huisbarretje)

最後に、もらったパンフレット(さらに 20ml入りの小瓶付)からの引用です。

Waar vriendschap gevierd wordt komt Schrobbelèr op tafel.

Deze Brabantse traditie ontstond in de jaren ’70, in het huisbarretje van Jan Wassing. Inmiddels is Schrobbelèr een gewaardeerde sfeerverhoger. Zoals de vrienden van Jan ooit kennis maakten met zijn smaak, warmte en vriendschap, laat Schrobbelèr je nu hetzelfde proeven.

Proef de sfeer!

友情を祝うテーブルにはいつもSchrobbelèr
このブラバントのしきたりは1970年代、ヤン・ワーシンフの家の小さなバーで作られた。そうこうするうち、Schrobbelèr は雰囲気を醸し出すものとしてその価値が認められた。ヤンの友人たちがその味、その暖かさ、そして友情を知りえたように、今あなたも Schrobbelèr で全く同じものを味わうことができます。
是非ともその雰囲気を味わってください!

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