算数(四則演算)で使われる用語の勉強です。
実生活ではあまり使う機会がないかもしれませんが、覚えていて損は無いと思います。
足し算、引き算
先ずは簡単な足し算(加算)、引き算(減算)の表現です。
足し算(addition):optelling (オプテリンフ)
引き算(subtraction):aftrekking (アフトレッキンフ)
動詞はそれぞれ、optellen、aftrekken です。
ただし、
7 + 3 = 10
8 – 2 = 6
このような式を読む場合は、
Zeven plus/en drie is tien.
ゼヴェン プルス/エン ドゥリ イス ティン
Acht min twee is zes.
アハト ミン トゥエ イス ゼス
となります。
7 足す 3 は、の「足す」にあたるものが、plus プルス、または en エンです。
どちらでも構いません。
そして、「は」にあたるものが、is イスです。
同様に、「引く」は min ミンです。
小学校の先生が、7 + 8 を計算しなさい、と生徒に言うときは、
Tel 7 en 8 op.
テル ゼヴェン エン アハト オプ
です。
optellen は分離動詞(het scheidbaar werkwoord)ですので、こうなりますね。
同様に、10 – 3 を計算しなさい、と言う場合はどうなるでしょうか?
Trek 3 af van 10.
トレック ドゥリ アフ ファン ティン
と言います。
小さな子供に言ってみてください。
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掛け算、割り算
掛け算(乗算)、割り算(除算)はどうなるでしょうか?
掛け算(multiplication):vermenigvuldiging (フェルメニッヒヴルディヒンフ)
割り算(division):deling (デエリンフ)
動詞はそれぞれ、vermenigvuldigen、delen です。
ただし、上と同様、式を言う場合はちょっと異なります。
3 x 2 = 6
12 ÷ 3 = 4
Drie keer/maal twee is zes.
ドゥリ キア/マァル トゥエ イス ゼス
Twaalf gedeeld door drie is vier.
トゥワルフ ヘデールド ドォ ドゥリ イス フィア
「掛ける」は、keer キア、または maal マァルのどちらでも構いません。
「割る」のほうは、12 が 3 によって割られるといくらですか、という意味で、delen の過去分詞形、ヘデールド gedeeld が使われます。
それでは、足し算、引き算の場合と同様、小学校の先生が、7 x 9 を計算しなさい、8 割る 4 を計算しなさい、と言う場合はどうなるでしょうか?
Vermenigvuldig 7 met 9.
フェルメニッヒヴルディヒ ゼヴェン メット ネヘン
Deel 8 door 2.
デール アハト ドォ トゥエ
となります。
ちなみに数字(figure)は cijfer サイファア と言います。het cijfer、複数形は de cijfers です。
数(number)は、getal ヘタル と言います。het getal、複数形は de getallen です。
cijfer と getal の違いはお分かりですね。
それでは問題ですが、
a. 9 is het grootste cijfer van een getal.
b. 9 is het grootste getal van een cijfer.
この文(a. と b.)はどちらが正しいですか?
それから、
整数は het hele getal
偶数は het even getal
奇数は het oneven getal
分数は de breuk
小数は het komma getal
です。
オランダでは小数点は . ではなくて、下の写真のようにカンマ , を使いますので、小数はこのように呼ばれます。
ちなみに、三桁ごとの区切り、千の位や百万の位の区切りは、. です。
オランダでは、1 や 7 は手書きで、この写真のように書かれます。
1 は三角形の底辺がないような形で、慣れるまでは変な記号と思ったものでした。
これくらいが小学校で習う算数、rekenen(レーケネン)ですね。
中学校以降は、数学、wiskunde(ウィスクンデ)と言います。
wiskunde の方は、ほとんどの人が日常生活では使わないでしょう。
統計(statistiek)の基礎や確率計算(waarschijnlijkheidsrekening)ぐらいでしたらまだしも、微分(differentiaal)、積分(integraal)などはもうすっかり忘れてしまいました。