アスパラガス農家でアスパラガス三昧

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6月のとある日、オランダのアスパラガスシーズン真っただ中、アスパラガス栽培農家へ行ってきました。場所は北ブラバント州の西の町、Etten-Leur の外れにある農家です。

現地に到着するまでアスパラガス畑はなかったので、こんなところにアスパラガス畑があるのか、と疑問でしたが、道の奥に広がっていました。

午後1時から先ずはアスパラガスのランチ。ランチはこのガラスケース(温室?)の中のテーブルで行われました。遮光を兼ねているのか、中には葡萄の木が植えられていて、なかなか趣があって気持ちの良いガラスケースでした。葡萄狩りもできそうです。

ランチは、クリームアスパラガススープとフランスパンの非常に簡単なもの。パンの上にはアスパラガスとゆで卵、ハムのサラダが載っています。ゆで卵とハム、それとホワイトソースでアスパラガスを食べるのは典型的なオランダの食べ方。

昼食後は農家のオーナーの話。ガラスケースの中は人いきれで暑くなってきたし、幸い雨も降っていなかったので、話は外で聞きました。

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親から引き継いでいかにしてビジネスを拡張してきたか。ワインも作っている。牛も飼っている。

葡萄の木はこうやって育てる。手前にバラの木を植えてあるが、これには虫が先につくので早めに手当てできる。オランダは湿気が多いからカビの生えないうちに早めに収穫しなくてはならない。

アスパラガスも水はけの良い土壌ではないとだめだ。酸性の土壌はダメ。植えてから4年は収穫できない・・・などなど、葡萄畑とアスパラガス畑を回りながら、オーナーは二時間余りとくとくと話し続けました。

ここでは機械ではなく全て手掘り。ルーマニアなどからの出稼ぎ労働者を雇っている。

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アスパラガスの選別機。左側に一人、コンベア上の仕切り内にアスパラガス一本一本を並べる人が必要。

色やつや、太さなどを画像処理でチェック、5つのランクに振り分けられて水を張ったアルミ容器に落ちるようになっています。それを人が拾って上の青い籠の中に入れる。

最高ランクのアスパラガスは近隣のレストランとそこで販売。スーパーへはセカンドランクのものとのことでした。

そして最後はその農家で作られているワインと果実酒の試飲会。白は昼食後にグラス一杯全員に振舞われ、赤もその試飲会で一口飲みましたが、味は・・・イマイチでした。ボルドーのほうがいいです。

帰りは4時半ごろ、既に夕方のラッシュが始まっていましたが、楽しい午後のひと時を過ごせました。

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